出版流通

出版の流通は、一般の商品とちょっと違います。それは専門の流通業者が売り手と買手の間にいるからです。構図は、出版社→取次会社→書店(ネット書店)→消費者という流れになります。

取次会社とは、トーハンなどの会社です。このうち日販とトーハンが大手企業です。会社の規模でいえば、版元である出版社よりも、日販やトーハンの方が大きいです。この取次会社が直接全国の書店に本を手分けして送ってくれています。また、代金の回収も行っています。出版社はこうした取次会社に業務を委託しているのです。
本を取次会社に通すにはISBNコード(本の裏に印刷されているバーコード)が必要です。そして、本の場合一般に、取次会社を通すことを「流通に乗る」と言います。メリットは書店で扱うことが可能になること。アマゾン、ヤフーブックス、楽天ブックスなどのメジャーなネット書店でも掲載されることなどがあります。流通を通さずに、出版社のホームページと自分のホームページだけで売るという方法もあります。流通に乗ると4割ほどの経費が差し引かれることがあります。