クロスメディアエキスパート

 クロスメディアとは、 一つのコンテンツを紙だけに限定せず、 DVDやインターネット、モバイルなど複数メディアへ効率的かつ効果的に出力し、多用途に展開する手法をいいます。

デジタル化の進展によって、企業の広告活動もテレビ・ ラジオ・新聞・雑誌といった従来からあるマスメディアから、インターネット広告など新しいメディアの活用が進んでいます。さらには、電子出版やスマートフォン、タブ レットPCな ども急速に拡がりを見せていることから、印刷産業においては、この分野への取り組みが急務になっているのです。

印刷産業では、これまでデジタル化への対応によって社内に蓄積されてきたDTP等のノウハウや社員のスキルは紙媒体だけではなくwebなど他のメディアにも応用しやすいことから、webコンテンツの制作など印刷会社としては次世代型の新しいビジネスとして確立しようとする動きがあります。

デジタルサイネージなどのように、デジタル印刷の技術を応用して、たんなるオフセット印刷の置き換えではなく、典型的なクロスメディアツールとして大きく成長しているものなどがあります。

日本印刷技術協会 (HJAGAT)では、 DTPエキスパート認証試験に続き、クロスメディアエキスパート認証試験と色評価士検定を主催し、印刷会社におけるクロ スメディア事業を担うエキスパ ートへのスキルアップに役立てています。

情報をクロスメディアへ効率的かつ効果的に展開す ることができる、デジタルメディア制作のディレクターの育成を目的として年二回実施され、デジタルメディアを設計する印刷会社をはじめ、web制作会社や企業の宣伝広報部などの人達が 受験しています。

試験は学科と論述の試験があり、学科試験では、メディア概論や経営概論、IT概論、クロスメディア概論、 ネットワ ークとデータベース、デジタルコンテンツなど多岐に渡り、論述試験では、試験当日に配布する資料をもとに、クライアントの課題を抽出し、メディアを活用した解決策に関する提案書を解答として記述する問題などが出されています。

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